JIDB利用研究申請からのフロー

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肺癌学会データベース委員会 データ利用のためのフロー図

フローの詳細ご説明

Phase.1 申請から解析準備まで
  1. 申請

    研究申請者は「JIDB利用申請書」及び「JIDB コンセプトシート(研究提案)」を肺癌学会事務局(office@haigan.gr.jp)に電子メールにて提出する。

    JIDB利用申請書JIDBコンセプトシート(研究提案)

  2. 審査

    倫理的相談(必要時)
    ※ JIDB利用審査小委員会(以下JIDB審査小委員会)は、実現可能性、提案者及び責任者の実績等からJIDBデータの利用可否を審査する。この際、審査委員会は必要に応じて、肺癌学会倫理委員会に助言を求める。※1
  3. 選任

    審査結果は肺癌学会事務局より研究申請者・責任者に伝達される。利用が許可された場合、肺癌学会事務局は、肺癌学会データベース委員会 統計担当者(横浜市立大学 山本 紘司、和歌山県立医科大学 下川敏雄:2022年12月現在)と共に申請された研究の解析担当者を選任する。選任された解析担当者(以後、選任解析者)は、JIDBへのアクセスと解析が許可される。(解析は原則としてクラウド上で行われる。JIDBデータそのものの提供は行わない。)

  4. 協力
    研究申請者/責任者は、選任解析者と協力し研究計画書を作成する。また、所属施設等の倫理委員会で適切な倫理審査を受け承認を得る。

統計解析実施、公表まで

  1. 倫理審査結果/
    研究計画書の送付

    確認/実施許可

    研究申請者/責任者は、倫理委員会の承認証と研究計画書を肺癌学会事務局に電子メールで送付する。JIDB審査小委員会はこれらを確認し、研究の継続可否を判断し、肺癌学会事務局を通して結果を研究申請者/責任者に連絡する※2。 研究のオプトアウト文書は日本肺癌学会 JIDBホームページに掲載する。また、研究タイトル、研究責任者、申請者、施設名等も掲示する(類似した研究が繰り返し申請されることを避けるため)

  2. 費用支払

    研究の継続が承認された場合、研究申請者は統計解析費用及び統計報告書作成費用(合計60万円+消費税)を肺癌学会事務局に事務局が指定する方法(主に銀行振り込み)で支払う※3。この費用は同研究に関する主に統計解析に関する費用となる。

  3. 統計解析の実施
    選任解析者は、研究計画書と研究申請者/研究責任者との協議に基づいて解析を行う。 解析は原則として選任解析者により行われる。(JIDBデータの散逸を回避するため、研究申請者/研究責任者にはJIDBへのアクセス権やJIDBデータ自体の提供は行われない。)
  4. 解析結果
    選任解析者は、解析の結果を統計報告書としてまとめ、研究申請者/責任者に提供する。また、統計報告書を研究申請者/責任者に提供した旨を肺癌学会事務局に連絡する。
  5. 公表前報告書の送付

    確認/公表許可

    研究結果を公表する場合、その形式(学会報告、研究会、論文等)を問わず肺癌学会事務局へ 「JIDB 利用研究 公表前報告書」を用いて事前に報告する。JIDBを用いた研究の公表にあたっては、日本肺癌学会理事長、データベース委員会委員長、JIDB構築担当者、データセット作成担当者、選任解析者、利用したデータを提供した臨床試験グループの長または試験責任者等を共著に含むこととする。JIDB審査小委員会は公表内容を確認し不備があれば修正を指導する。肺癌学会事務局は、JIDB審査委員会の確認結果(不備の有無等)を研究申請者/責任者へ連絡する。審査には約1-2週間を要することが見込まれるため、注意すること。

※1 類似する演題が先に出ている場合、先に出された演題を優先することがあります。但し、原則として同じ公募期間内であれば提出順は同等と判断致します。
※2 書類の送付及び連絡は原則として電子的に行う。
※3 支払期限は60日とする。何らかの事情によりさらに時間が必要な場合は、肺癌学会事務局に事前に連絡すること。